戸山フロイト研究会とは
戸山フロイト研究会は、2014年に発足した、早稲田大学の非公認サークルで、現在約8名が在籍しています。ジークムント・フロイトに始まる精神分析、および彼の影響を受けた哲学思想、批評理論、また各種精神療法、脳科学などを学ぶ学部生・大学院生の間のネットワークとして機能することを目的としています。
- 活動
私たちの活動は大きく二つに分類されます。一つは勉強会です。これは、各会員の研究成果の発表の場所で、各々が自らの関心に基づいて行った研究をレジュメにまとめ、他の会員の前で発表する場です。自分の研究に対する他の会員からの意見を聞くことで、より研究の完成度を高めていくことを目的としています。また、複数の会員が合同で勉強会を行うシンポジウムも開催しています。勉強会およびシンポジウムは不定期に開催します。
もう一つが輪読会です。これはテクスト講読の場で、伝統的な精神分析のテクストを一つ選び、各部分に割り当てられた担当者が内容を要約しながら、皆でテクストの内容を確認していきます。勉強会がオリジナルな研究発表の場であるのに対して、輪読会は一つのテクストについての厳密な読解を目標としています。こちらは定期的に行います。
その他、主に勉強会での発表を発展させた論文を収録した会報誌の発行、外部から講師をお招きしての講演会などの活動も予定しています。
- 会員
現在は早稲田大学の学部生・院生によって構成されていますが、他大学の方の参加もお待ちしております。会員資格は特には設けておりません。学部生・院生の方ならどなたでもご入会いただけます。また会費等もありません*1入会希望の方がいらっしゃいましたら、別記連絡先までご連絡ください。
- 活動場所
現在、部室は早稲田大学現代文学会の部室(早大学生会館E515)をお借りしています。基本的に、輪読会は部室で、勉強会は学生会館内の会議室で行っています。
- 早大現代文学会とのつながり
当会はもともと早稲田大学現代文学会所属の学生が立ち上げました。そのため今でも現代文学会とは活発な交流があり、部室も兼用しています。現代文学会については下記の公式サイトをご参照ください。
- 連絡先
をご参照ください。
- その他
より詳しい活動方針につきましては
戸山フロイト研究会設立に際して - 戸山フロイト研究会公式サイト
をご参照ください。
*1:ただし、部室は現代文学会のものを借りていますので、部室への鍵登録をご希望の方は、別途現代文学会に入会していただく必要がございます(会費・年1,500円)
psychA 第3号発売のお知らせ(表紙・目次公開!)
ブログではご無沙汰しています。広報担当の牧野です。
この度、『psychA』第3号を発売することとなりました。
11月23日(水・祝)に開催される第23回文学フリマ東京にて発売します。
ブースはオ-45です。サークル『クライテリア』さんのブースに委託させていただいています!
値段は据え置きの1000円です!
表紙はこんな感じです。
イラストは今回も新映像文化研究会の菅野一期さんに描いていただきました!
本のなかにもイラスト多数です。漫画も載ってます!
目次はこんな感じです。
特集❶ 向井雅明ロングインタビュー
「精神分析には命をかける価値がある」(聞き手:片岡一竹)
特集➁ 第5回 東京精神分析サークル主催コロック
コロック会場レポート
小長野航太「精神分析の「歴史/物語(イストワール)」の始まりと「物語(フィクション)」としての欲動」
河野一紀「ひとつではない精神分析」
牧瀬英幹「精神分析における「不可能性」の問題」
片岡一竹「出来事の帰結としての精神分析」
向井雅明「ケースの構築、トラウマの精神分析」
書評
堀川聡司著『精神分析と昇華』(片岡一竹)
立木康介著『狂気の愛、狂女への愛、狂気のなかの愛』(野村崇明)
カトリーヌ・マラブー著『新たなる傷つきし者』(工藤顕太)
Columns
仁田雄介「ウィニコットとスキーマ療法――治療的再養育について」
野村崇明「わたし(たち)は対話なしでは居られない―バフチンの人格論」
Comic
菅野一期「つくしのムック in psychA」
今回、残念ながら低能事案が発生しまして、サークル申し込みができませんでした。
「クライテリア」さんのご厚意で委託販売をしていただきます!
クライテリアさんのアカウントはこちらです。
それでは皆様、オー45にぜひとも足をお運びください!
フロ研オンラインショップ開設&『新疾風怒濤』通販開始!
みなさんこんにちは。
ブログではお久しぶりなフロ研です。
さて、昨年11月の文学フリマにて新刊『別冊psychA 新疾風怒濤精神分析用語事典』を販売しましたが、無事に即日完売となりました! みなさんありがとうございます。
その後、様々な方に通販はしないのかというお問い合わせをいただきました。
実はご連絡をいただいた方にはこっそり増版ぶんをお売りしていましたが、このたび、正式に通販を開始します。
それだけではありません! 「いちいちメールを送るのは面倒くさい」という声にお応えし、正式に
戸山フロイト研究会web store『psychA online shop』
を開設しました!
以下がそのページとなります。
売り切れになっていなければ、これまで販売した創刊号、第2号、別冊のすべてがお求めになれます。特に創刊号は今後増刷の予定もないので、これが手に入れる最後のチャンスです。
これでよりお手軽に購入いただけるのではないかと思います。
また、お支払方法といたしまして新たにクレジット払いも可能となりました!
なお、送料は何冊買っても一律300円ですので、買えば買うほどお得です。
というわけで、新たにオンラインショップも出来たところで、『新疾風怒濤精神分析用語事典』の通販を正式に開始します!
いま各地で話題の事典が手に入るのはフロ研だけ!
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
新疾風怒濤精神分析用語辞典発売のお知らせ
疾風の100項目、怒涛の20万字!
まったく生まれ変わった
『疾風怒濤精神分析用語事典』ここに登場!
さて、いよいよ来週11月23日(月・祝)には第21回文学フリマ東京が開催されますね。
フロ研もこれまで通り出店します。ブース番号はカ-53です!
会場では、ご好評いただいている『psychA』創刊号、第2号を販売します。送料がかかりませんので、通販よりも安く購入できますよ!まだ手に入れていない皆さん、この機会にぜひともお手に取ってみてはいかがでしょうか?
しかし、今回は既刊の販売だけではありません。書き下ろしの完全新作を頒布予定です。その名は「新・疾風怒濤精神分析用語事典」。
なーんだ創刊号に載ってたやつじゃんとお思いでしょうか。いえ違います。名前こそ共通していますが、一からすべて書き直した完全新作となっております。
それだけではありません。収録項目は前回より30項目増量、そして文字数はなんと前回の四倍の20万字と、『psychA』史上最長の一冊となっております。
また前回の「事典」に寄せられたご意見の一つとして「用語が五十音順に並べてあるので、あらかじめ知識がないと理解できない」というものがありました。今回はその声にお応えして、用語の配列を年代順に変更しました。予備知識のない方でも、初めから読んでいけば、自然と分析理論に親しんでいけるつくりとなっております。
これから精神分析を学ぼうと思っている方、入門として『psychA』をいかがでしょうか?
もちろん索引も収録していますので普通の辞書としても使えますよ!
情報は順次公開しますが、今回は索引のページをお見せしちゃいます。
気になる言葉はありましたか? もしありましたら、ぜひとも会場で手に取ってみてください!
というわけで一度で二度おいしい『新・疾風怒濤精神分析用語事典』は11月23日(月・祝)の第21回文学フリマ東京で販売いたします。ブース番号は2Fのカ-53です。みなさん、ぜひお越しください!
『psychA』第2号通販開始!
現在、『psychA』の通販は以下のオンラインショップで承っております。
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向井雅明 推薦!
先日の東京精神分析サークル主催コロックの全容ほか、拙著含む近刊の書評が収録され、とても充実している。ラカン派の現在がここにある――松本卓也
本誌を編集した人たちは年齢的にもそれほどラカンのテクストに親しんでいるはずはないとは思えるにもかかわらず皆そろって高い水準の理解を示している。――向井雅明
先日の文学フリマにご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。皆さまのお蔭で『psychA』第2号は即日完売いたしました。
さて、今回も通販があるのだろうと見越しておられた皆様もいらっしゃると思いますが、文フリ終了以来1か月以上音沙汰なしという状況でございました。というのもあまりにタイトなスケジュールであったため、文フリ終了後制作者一同が燃え尽き、なかなか再版作業が進まなかったからです……申し訳ございません。
しかしようやく作業が完了しました! いよいよ『psychA』第2号の再販を開始します。
値段は変わらず1000円でお届けいたします。
ただの増刷ではありません。スケジュールの都合で本編未収録だった松本卓也『人はみな妄想する』の書評(片岡担当)を収録、またその他全体のデザインを修正した完全版のお届けとなります。これが『psychA』第2号の真の姿だ!
本誌の詳しい内容はこちらをご覧ください。第四回東京精神分析サークル主催コロックの全容、今夏邦訳出版予定のソニア・キリアコ『稲妻に打たれた欲望』の紹介など、日本のラカン研究の最前線をお届けする内容となっております。
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もちろん今回も通信販売を行います。
お値段は1000円+送料になります。送料はご注文される冊数により変動しますが、2冊までの場合はスマートレターにてお送りいたしますので、送料は一律180円になります。それ以降はゆうメールでのお届けになります。代金につきましては日本郵便のHPをご覧ください。(ゆうメール ご利用方法・運賃 - 日本郵便)
注文をご希望の方は、freudtoyama2014@gmail.comまで以下をご記入の上、ご連絡ください。
① 住所、郵便番号
② お名前
③ 電話番号(任意)
④ ご注文冊数
⑤ 備考(郵送方法、オプションなど)
メールを確認いたしましたら、当方より、送料込みの金額と振込先(ゆうちょ銀行になります)を記載してご返信いたします。振込が確認でき次第、発送させていただきます。
豪華執筆陣によるラカン研究の最前線が一望できる『psychA』第2号! この機会にぜひお求めください。
お問い合わせにつきましては以下をご覧ください。お問い合わせ - 戸山フロイト研究会公式サイト
いよいよ文フリ開催! 特典配布
どうも! フロ研です。
明日はいよいよ文学フリマが開催されますね! フロ研は準備万端(?)です。
当日はお知らせしている『psychA』第2号のほか、『psychA』創刊号も販売します!
またご来場の方だけの特典として、購入者の方にフリーペーパー『psychA ou pire』を配布します。こちらは「なぜ人間関係はなぜ存在しないのか」のテーマのもと、「人間関係のなさ」について後期ラカンとベルサーニの観点から迫ったものです。原稿はそれぞれ片岡一竹と木田知徳が担当しました。これは通販には付属しません。文フリに来ていただいた方だけへの配布となります。
また、書評の中で告知していた松本卓也『人はみな妄想する』(青土社、2015年)の書評は、残念ながら、締め切りの都合上掲載することができませんでした。しかし原稿自体は用意できましたので、当日フロ研ブースに足を運んでくださった方に『psychA』号外として『人はみな妄想する』の書評を配布します! こちらは購入者の方以外にもお配りしますので、是非お気軽にどうぞ!
というわけで、『psychA ou pire』と「『人はみな妄想する』の書評」の豪華2大特典が手に入るのは文学フリマだけ! みなさん是非ご来場ください。戸山フロイト研究会のブース番号は「オ-25」です。
なお、内容については以下をご覧ください